SEOなんかやめちまえ

クライアント側は、検索で上位に表示されたい!という思いがどうしてもあって、大体の案件で「SEO対策はどうなの?するの?」と聞かれるのだけど、僕はその時「サーチエンジン会社の思いですぐに変わる検索アルゴリズムにいちいち付き合ってたら大変ですから、SEO対策よりも、コンテンツをしっかり増やすとか媒体と絡めるとかをしたほうがいいですよ」みたいな事を言うのだけど、同じようなことを考えている人がいて嬉しかった。
Life is beautiful: SEOは「えせ科学」か?より

つまり、「人為的なSEOなど施せないようにすること」がGoogleのサーチに関わるトップ・サイエンティストたちに与えられた使命であり、そこが Googleの生命線なのである。一時的にある種のSEOが効果を表したとしても、それはGoogleにとっては「退治すべきバグ」になるだけのことである。効果が高ければ高いほど、「次に退治する標的」になりやすく、悪質なSEOとみなされると「Google八分」にされてしまう可能性だってある。

ページのヘッダ・フッタ付近にキーワードやらdiscriptionぽい文書を書くなどのえせテクニックを施してウン十万円も見積りに加える会社なんて、もうどうにでもなっていいよ。
さて、BlogツールやDreamWeaverがあれば整ったウェブサイトをカンタンに作れてしまうインターネッツの業界で、ウェブサイト制作会社は自身の企画力が試されているのだと思うし、星の数ほどある制作会社が淘汰される時期に来ているのだなあと感じる。
淘汰されるのが僕だといやなんだけどね。
放送局や広告代理店とかが本気でその能力をインターネッツに降り注げば市場を席巻できるのだろうけど、未だ地方では注力できる状況ではないらしい。TSS(何)とかRCC(何)とか…できるっしょ?中国新聞(何)も出来ていいと思うのだけどなあ。

追記

ブログがSEO対策にイイという世の中の変な常識もあと何ヶ月…。