近況

久々の投稿。気がついたらもうすぐ1月も終了です。
私は1月より都内某所にて働いております。本当に何から何までが新鮮で、本当に5年間近くこの業界で働いていたのか?と自分の小ささを実感します。会社が変わるとこうも仕事が変わるかってなくらいに、今までの仕事とのギャップに悩んだりする事がたくさんあります。
さて、この日記をどれだけの方が見てくださっているのか分かりませんが、「ウェブディレクター」とか「ウェブプロデューサー」とかいう名前のお仕事は、単純に「ココまでが仕事」「こういう仕事」という考えをやめた方が良い気がします。皆さんはどうですか?
ウィキペディアから引用すると、「ディレクター」とは以下のようなお仕事だそうです。

制作物の作品としての質に責任を持つ者のこと。その責務を全うするために、企画・立案・制作に関与して業務全般をつかさどる場合もある(この場合は「ディレクター職の者がプランナー職・プロデューサー職も兼任することが多い」言うこともできる。ディレクター本来の担当範囲は企画・制作に及ぶものではない)。制作物の経済性責任を持つプロデューサーと対をなすポジション。

ウェブサイト制作業界において、制作物すなわちウェブサイト、ウェブサービス…まあ言い方は置いておいて、作り出される成果物はその大小に関わらず様々な業務が関わり合いながらその結末としてクライアントの求めるウェブサイトとして世の中に産み落とされることになります。
世の中にあふれているディレクション系の書籍で嫌って言うくらい語られているのですが、ディレクターという職業に求められる能力は単純にウェブサイト制作に関する知識があるだけではもちろん駄目で、クライアントや営業や協力会社を含めた様々な人との高いコミュニケーション能力が求められるという事を実感します。こんな事「お前に言われなくても分かってるわい」な事なのだけど、その分かっている事は今いる会社以外ではもしかしたら通用しないかもしれないという事をお伝えする次第です。
逆に小さい枠で考えていたウェブサイト制作という仕事をもっと広い視野から見ながらディレクターとして進めていけるいい環境に置かせていただいている幸せも感じる今日この頃。