一億総ひきこもり

ブログというツールを表面的な利点だけでとらえる役人がなんか哀れに思えてきた。情報リテラシーがない人が国の政治を担っているのかこの国は。
子供にブログぅ?!…ブロガーたちが大ブーイング
国が関与しようが別にかまわないんだけど、やるならちゃんと教育の現場に情報処理教育を行う専任教諭を適切に配置するべきなんじゃないかと。
と思ったら、総務省はSNSを使ってITリテラシーなるものを底上げしようとしているらしい。
SNSは所詮SNSでしかなく、そこにどれだけSNS限定の人のつながりがあろうと生身のコミュニケーションに勝るものはない。

「身近にいる人とSNSを利用してもらうことでITスキルを高めてほしい」

SNS上ではどれだけ身近にいる人でも画面の中の人でしかない。IT=インターネットだと勘違いしていないか。

日本人のインターネットに対する恐怖心が、ITスキルの向上をはばんでいる

インターネットへの恐怖心があることこそが正常だと思うが。どうでしょうか。
ネットの海に漕ぎ出でて岸に戻ってこないような、モニターの中で生活が完結する人に国民が皆なっちゃえばいいのかと。身の回りの煩わしい現実から逃避して自分の興味だけに生きる。そんなステキ(違)な人間はいらない。